プロセス 5 : 熊本の家 5〜コンセプトを表現〜|東京の建築設計から

query_builder 2022/08/02
戸建てマンション
HK-d01

今回はコンセプトを表現する話です。

コンセプト模型は、コンセプトを表現するには最も適していると思います。

内部空間をもう少し表現したアクソノメトリック・パースペクティブは、建主にも分かりやすく、イメージしやすいです。

HK-d04

模型同様、パースには人を入れましょう。

スケール感と雰囲気がグッと強く表現されます。

熊本の家では、2階のテラスで子供たちが遊ぶイメージがありました。

そこで、その「子供たちが遊んでいる」雰囲気を表現しています。

HK-d03

アクソノメトリックは、空間構成がよく分かりますね。

ここでは、壁面一つを消して表現しています。

「1階リビングと2階の廊下(道空間)をつなぐVoidがどのようになっているのか」が、模型とはまた違う角度から分かります。

これらの図面は、作品のコンセプトを明確に表現します。

作成して、「作品のConceptを再検証する」ためにはとても役立ちます。


HK-d21

設計中・あるいは工事中に作成すると、より設計が発展します。

現実的には、納まりやコストの調整等で手一杯となり、難しいのが実情です。

こういう図面を作成してみた後は、自分の頭の中でイメージを作って、頭の中で検証してゆくのが良いですね。

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株式会社YDS建築研究所

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