豊島の家 23〜戸建住宅・家の工事現場監理:完成へ〜|東京の建築設計

query_builder 2023/04/03
戸建て
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内装の塗装工事も完了し、いよいよ完成に近づいてきました。

内部の大きな吹抜には、内装塗装のための足場が組まれたままです。

これから、ガラスにフィルムを貼ります。

計画地が商店街に面するため、建主とも相談して大きなガラス面には防犯フィルムを貼ることにしました。

ペアガラスなので、ガラスと言ってもそう簡単には割ることはできませんが、安全面の配慮も大事です。

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ほとんど完成なので、引き渡し前の確認も含めて、建主にもお越しいただきました。

「出来てきましたね。
嬉しいです。」

建主も喜んでくれて、私たち設計者も工務店の関係者も嬉しいです。

「キッチンも
とってもオシャレで使いやすそう!」

設計時から工事中に至るまで、キッチンは建主と色々と打ち合わせしました。

世界で一つだけのこだわりのキッチンです。

引き出しや開き戸の大きさなど、細部に至るまで、建主の思い描いたイメージを大事にして作りました。

発注前には、施工図を作成して、工務店と打合せしました。

施工図をもとに、建主にも色々と細部まで検討いただいた甲斐があります。

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準耐火建築による、分厚い段板の階段も綺麗にできて、嬉しいです。

分厚い部材なので、跳ね出しを少し大きくしたけど、上手くできました。

これだけ分厚い木材の段板の階段を設計したのは、初めての経験です。

厚さ60mmの大迫力の集成材の階段です。

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外構工事も完成に近づきました。 基本的に住宅を塀などでは囲わない方が良いと思っています。

建主の強いご要望がない限り、住宅と前面道路の間には塀などの境界を設けません。

個人邸もまた都市を構成する一部であり、都市に開かれた建築の方が望ましいと考えます。

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小さなお子様がいるご家庭の場合は、庭と前面道路の間に、境界を設置します。

小さなお子様が3名いらっしゃる熊本の家では、コンクリート打放しの壁を立てました。

小さな子供は、予想外の行動をするので、ダァーッと道路の方へ走ってゆかないような配慮です。

豊島の家では、前面道路と玄関の間には玉砂利を敷いて、道路と敷地内の境界を暗示するデザインにしました。

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いよいよ完成です。

この後は、細かな仕上げの調整や、私たちが気になる部分の手直し工事をしました。

そして、建築基準法の完了検査を受け、建主にも最終チェックをして頂きます。

この建主によるチェックの際に、気になることがあればおっしゃって頂き、工務店に手直し工事を依頼します。

大抵の場合は、私たちが事前に入念にチェックしているので、建主から指摘を受けることはありません。

ここで、豊島の家の工事は完成です。

設計者としても、ホッと一息です。

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株式会社YDS建築研究所

東京都千代田区神田三崎町2-20-7 水道橋西口会館6F

TEL:03-6272-5572


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