福井県立恐竜博物館の世界〜「卵の中の世界」と「卵の外側のかたち」を体験〜|子どもと旅

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子ども日本紀行
YDS

長年、子どもが行きたがっていた福井県立恐竜博物館。

2023年のリニューアルオープンの際に、子どもと一緒に訪れました。

最も大きな卵の建物の内部の空間が、「メイン展示室」になっています。

卵型の雄大な空間に、恐竜の骨格展示が広がり「恐竜の世界」が生まれています。

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「こっちも、
恐竜がいるよ!」

卵型の空間の内部では、スロープなどで様々な角度から恐竜の展示を楽しむことが出来ます。

恐竜好きの子どもから大人の方にとっては、たまらない空間でしょう。

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メインの卵型大展示室の内部空間です。

かなり広角のカメラで撮影しましたが、「恐竜で溢れる大空間」です。

科学博物館などももちろん良いですが、展示室の空間は「普通の少し広い部屋」です。

対して、この福井県立恐竜博物館は「全く異質の展示空間」であり、

「こういう、思い切った
展示空間を体験するのも良いことだな・・・」

と思いました。


子どもは、

「この恐竜も
すごいよ!」

「とにかく恐竜、恐竜」で、この広い展示室をいろいろ動いて、見て回っていました。

この日は、この恐竜博物館のために、朝から夕方まで時間を取っていましたが、

「もっと見たい!
今度はあっち!」

とにかく、元気に動き回る子どもについてゆくだけでも大変です。

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恐竜の化石発掘に関連する、様々な石の展示もあり、非常に多岐にわたる展示内容です。

このように、「実際に触れることが出来る」展示は、子ども達にとって貴重な体験だと思います。

「こっちの石を
触ってごらん。」

せっかく「触ることができる展示」なので、子どもに触ってもらいました。

「なんか
ゴツゴツしているね。」

このように「見る(視覚)」だけでなく「触る(触覚)」の体験は、とても大事です。

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この日は暑かったこともあり、恐竜博物館の上に登る人はほとんどいませんでした。

せっかくなので、子どもと一緒に上がってみました。

「これが、さっきの卵の
部屋なの?」

「そう。
この大きな卵の中にいたんだよ。」


恐竜博物館の端の方から、スロープを上がると建物の上に上がれます。

ぜひ上がってみて下さい。

建物の内部と外部を体験する機会は、なかなかありませんが、こうして見てみると、

「この中に、
さっきの恐竜がいるんだ・・・」

と、子どもは興味津々です。

「卵の中の世界」の後に「卵の外側のかたち」を体験するのも、面白いです。

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増築された「小さな卵」の中の空間も、「恐竜の世界」が広がり続けます。

卵の建物に「さらに卵の建物を増築する」という考え方は、非常に分かりやすいです。

この日は「子ども向けの体験学習」などもあり、朝から閉館までずっと恐竜つづきの日でした。

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楽しいだけでなく、色々な発見が出来る「恐竜の世界」の福井県立恐竜博物館。

ぜひ、リニューアルされた福井県立恐竜博物館に子どもと一緒に訪れてみて下さい。

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株式会社YDS建築研究所

東京都千代田区神田三崎町2-20-7 水道橋西口会館6F

TEL:03-6272-5572


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