本棚の壁:リノベーションのプロセス②

query_builder 2022/06/30
戸建て
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もともとあった吹抜に床を貼って増築し、子ども部屋を作る計画です。

吹き抜け上部は、勾配屋根になっています。

そこを個室するには、天井高を確保する必要があります。

その為には、屋根を新しくつくり変える必要があります。

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「屋根は防水工事などがあって、結構コストが掛かる。」

「 コストと住まいの環境を考えて、設計を進めよう。 」

「まずは、最小限の屋根の変更で 検討してみます。」

模型を作って、子供部屋の一部天井を、高くする案を検討します。

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「屋根工事を最小限にすると、コストは下がるけど・・・ 子どもにとって、居心地が良くなさそうだね。」

「そうですね。 屋根を工事する範囲を広げて、子ども部屋の天井高を確保します。」

コストを考えながら、子どもの住まいの環境を考えます。

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「こっちの案の方が良いね。」

「お子様も、のびのび過ごせると思います。」

「子ども二人とも、中学生になったし、部屋で本読んだり 勉強したり、集中できるようにしよう。 」

「屋根の工事は、出来るだけシンプルに設計して、 コストアップを抑制しよう。 」

「わかりました。 ご提案図面を作成します。」

少しずつ設計が進み、図面を作成します。

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検討した結果、建主には、屋根を大きく改修する案を提案することにしました。

予算もありますので、合理的・シンプルな設計で、コストを出来るだけ抑えることを考えます。

建主に提案します。

「屋根を大きく改修した方が良いと思います。 子供部屋は天井全体が高いほうが、お子さんも過ごしやすいです。 」

建主に模型をお見せして、ご説明します。

「確かに、こちらの案の方が良いですね。」

「屋根の改修面積が大きくなると、コストアップしますが、出来るだけ 合理的に設計して、コストを抑える工夫をします。」

「この方向で、設計を進めて下さい。」

屋根の改修範囲が決定し、内部の詳細の設計を詰めてゆきます。

こうして、建主のご理解を得て、詳細な設計を進めてゆきます。

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株式会社YDS建築研究所

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