モリアオガエルの卵の保全活動と蛍観察@西宮市甲山

query_builder 2025/07/11
子ども
YDS

こんにちは。

今回は兵庫県西宮市にある甲山(かぶとやま)という山で、モリアオガエルの卵と蛍の観察をした話をご紹介します。

西宮市は、高低差の大きい街です。

海抜の高い地域には山に囲まれ、低いエリアには市街地や海辺が広がります。

西宮市にある甲山からはきれいな夜景を見渡すことができます。

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今回は甲山で、モリアオガエルと蛍を見に行こうという行事に参加しました。

まずは施設で職員の方からレクチャーがあります。

この甲山には、ゲンジボタルとヘイケボタルが生息しています。

職員の方から、

「ゲンジボタルは流れのあるとこ、
ヘイケボタルは田んぼなどにいます。

蛍は実は昼間も光っていて、
明るいから気が付かないだけなんですよ。」

このような説明を受けました。

蛍が昼間の光っている事実に、

「蛍って、
ずっと光っているんだ・・・」

子どもたちは興味津々でした。

説明が終わると、森の中を見学に出発します。

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道中では、沢山の自然に出会えます。

「下の方に
イノシシがいる!」

参加者の方も、驚きながら楽しんでいました。

この辺りには、イノシシやシカ、ウサギはいつもいるそうです。

イノシシなら、西宮市内の住宅街でも時々見かけます。

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散歩をしながら進んでいくと、

「あっ、
クワガタだ!」

子どもたちは歩いているだけで、お宝探しのような状態で楽しそうです。

YDS

モリアオガエルの卵を保全している湿地帯につきました。

「木からぶら下がっている
白い泡の塊のようなものが卵です!」

職員の方から、説明を受けて、みんなで卵をじっと見ました。

事前に説明を受けていましたが、比較的高い位置に枝に産み付けられていました。

「あった!
あそこだ!」

「あんなに高いところに
あるんだね!」

子どもと一緒に、私も興奮しました。

YDS

モリアオガエルはカエルの中でも貴重な種類のようで、近年盗む人が増えたとのことです。

職員さんや地域の学生さんが、数を把握し湿地帯にネットを張り、保全活動を行っているとききました。

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職員の方から続いて説明があり、

「生まれるときは、
湿地帯の中に落ちていきます。

雨が降って落ちていくこともあります。」

色々なカエルの生態を知りながら、観察してゆきます。


この時は、カエルは発見できませんでしたが、卵はいくつもありました。

カエルの卵といえば、水中にある事しか知らなかったので、子ども向けのイベントですが、大人も勉強になります。

YDS

次に、蛍を見つけに行きました。 暗くまるまで、辛抱強く待機します。

しばらくすると、蛍が光りながら飛び始めました。

YDS

「わー、
きれいー!」

こう言いながら、子どもは楽しそうに追いかけ、職員さんが捕まえた蛍を興味深く見入っていました。

街中では出会えない生き物に触れる事が出来るのも、子どもにとって貴重な経験です。

自然に触れ合い初夏を感じる事が出来、とても良い機会でした。

子どもと一緒に、こういうイベントにまた参加したいです。

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