靖国神社のお花見と桜〜日本の精神の故郷・国家を護った英霊たち〜|設計とくらし

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くらし日本紀行
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今年2024年4月7日、靖国神社の桜を見に行きました。

靖国神社にはこれまでに数多く訪れていますが、やはり桜の頃の靖国神社は格別です。

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天候が良くない予報でしたが、嬉しいことにこの日は午後から晴れてきました。

午前は曇っていて、太陽が見えにくいくらいでしたが、13時頃から徐々に晴れ間が見えてきました。 大勢の方が花見に来ていて、とても賑わっていました。

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靖国神社の前に、後楽園の桜を見に行きました。

後楽園は落ち着いた雰囲気で、大きな池があるのが桜を引き立てて、とても良い空間でした。

後楽園の桜もとても美しかったですが、靖国神社の桜は違って見えます。

その「違い」の理由は、満開の美しい桜という花の単なる見栄えではないようです。

それは、世界でこの靖国神社にしかない空気感がもたらす「違い」なのでしょう。


「日本の精神の故郷」と表現しても良い靖国神社。

靖国神社を語ることは、諸外国との関係もあり難しい面もあります。

それでもなお、明治維新以来の日本という国家の基盤がここにあります。

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明治維新の元勲たち:左上から時計回りに木戸孝允、岩倉具視、大久保利通、西郷隆盛(国立国会図書館)

世界の革命と比較すると「比較的穏当だった」明治維新。

それでも、戊辰戦争では多数の戦死者が出たため、

「国家のために
殉職した英霊を祀る場をつくらねば!」

という声が強くなり、皇居からすぐそばの現在の地に1869年「東京招魂社」が創立されました。

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これほど大規模な国家事業となので、勅命によって創立されたのが東京招魂社です。

設立からちょうど10年後の1879年、現在の靖国神社という名称に変更になりました。

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戊辰戦争と西南戦争において、7,000柱(人)〜8,000柱(人)ほどの英霊たちを祀りました。

そして、その後の日清戦争・日露戦争で多数の方が戦死しました。

最も戦死者が多い第二次世界大戦を経て、現在は2,466,584柱(人)の方が祀られています。

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そんな日本の歴史に思いを馳せながら、美しい桜を眺めていました。

設立されてから150年余り経過する靖国神社。

いつ訪れても、日本の心を感じることができます。

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