初めての「オリジナル標本箱」作成|昆虫標本作成5・標本作りと建築模型作り

query_builder 2024/09/18
子ども
YDS

福島県南会津で子どもと一緒に「昆虫採集+標本作り等の体験プログラム」に参加しました。

現地で標本作成後、先生方から、

「作成頂いた標本は
一月ほどお預かりして、乾燥させます。」

これから、「乾燥させる」のが重要なプロセスです。

「乾燥後に標本が完成するので、
センターまで受け取りにお越しください。」

という話でした。


YDS

そこで、プログラム終了後一月経過した先日、子どもと一緒に受け取りに行きました。

「いよいよ今日で
標本完成だ!」

子どもは、とても楽しみにして一緒にセンターに向かいます。

筆者にとっても、「初めての標本箱作成」であり、

「ついに今日は
標本箱が完成か・・・」

ちょっと楽しみな気持ちになりました。

標本受取の会場に行くと、先生から、

「乾燥した昆虫を取り出すので、
ピンをゆっくり外してください。」

「標本作成時と違い、乾燥していて
破損しやすいので、丁寧にして下さい。」

早速、乾燥した昆虫の標本を留めているピンを少しずつ外してゆきます。

YDS

トレーシングペーパーのような半透明の薄い紙を、昆虫ピンで留めて昆虫を固定しました。


YDS

「ただ外す」だけですが、標本をきれいに取り出すために、慎重に、ゆっくりと進めます。

「これで
いいかな?」

こういう作業は、簡単そうに見えて実は結構難しいことがあります。

「とても
上手くできているね。」

と、子どもが一生懸命にやっているのを嬉しく思いました。

240811insect04m

白いトレペのような用紙で留めていた蝶と異なり、身体を直接留めていたトンボ。

トンボは、乾燥した標本を取り出したら、宙に浮かせた厚紙にボンドで留めました。

「ここにこれを置いて、
今度は・・・」

少しずつ「オリジナル標本箱」が完成してゆきます。

YDS

「よしっ!
出来た!」

子どもにとって「世界で一つの自分だけの昆虫標本箱」が完成しました。

筆者にとっても、「初めての昆虫標本箱」づくりを間近でみることができ、大変良い経験になりました。

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株式会社YDS建築研究所

東京都千代田区神田三崎町2-20-7 水道橋西口会館6F

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