設計打ち合わせのプロセス〜建主のご要望を丁寧にヒアリング・建主とキャッチボールする設計打ち合わせ〜|東京の建築設計

query_builder 2024/03/30
戸建て設計プロセス
YDS

「熊本の家」の設計を建主から依頼されて、まずは現地の計画地を訪問しました。

そして、

「こんにちは。
計画地はこちらですね。」

建主は、

「そうなんです。新たに土地を購入しました。

南側に道路があって、
日当たりがとても良さそうで気に入りました。」

建主から設計のご依頼を頂く際は、多くの場合は来社頂き、まずはご相談します。

そして、私たちの設計監理費にご納得頂き、御契約後に現地を訪問します。

「熊本の家」の時は、建主が友人であったこともあり、早期に依頼が確定して現地を訪問しました。

YDS

建主は、住まいのことをよく考えていて、「自分達の希望」をまとめた資料を送ってくれました。

建主のご要望はよく分かったので、すぐ現地を見に行きました。

戸建住宅でも集合住宅でも、どのような建物でも最も大事なのは計画地の状況です。

計画地の建築基準法上の規制も大事ですが、計画地の状況や都市・街との関係も非常に大事です。

そして、しっかりまとめられた建主の要望をもとに打ち合わせをしてゆきます。

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建主からは、

「リビングが一番大事ですが、 子ども部屋を重視したいです。」というご要望がありました。

「子ども部屋は、最初は
何部屋必要でしょうか。」

さらに建主から、しっかり要望をヒアリングしました。

「子どもが小さいうちは
全て別れてなくてもいいかな・・・」

子どもが小さなうちは広い部屋で一緒にいて、後で分割できるようにも出来ます。

「下地を入れておいて、お子様が大きくなった後で、しっかりした壁を間に入れて分けることも出来ます。」

すると建主は、

「それが出来るなら、そうして下さい。」

というご要望でした。

YDS

建主の希望、計画地の状況などをもとに、私たちのイメージでデザインの基本案を作成しました。

デザインの骨格イメージが早い段階で決まり、いくつかの案を検討します。

そして、その中から2案程度を建主に説明して、建主の考えを聞きます。

YDS

この時はショールーム訪問後で、弊社で打ち合わせする際に小さな子どもも一緒でした。

「この子たちは元気が良すぎて・・・」

「私が、打ち合わせ中に
お子様のお相手をします!」

「そうして頂けると
有難いです!」

その時は、建主が打ち合わせに集中できるよう、私が社内で子どもと一緒に遊んで時間を過ごしました。

「打ち合わせ」と聞くと、ビジネスの堅いイメージがあるかと思います。

私たちにとっては、建主の夢を一緒に叶えていく過程でもあります。

具体的に平面図などの設計図書だけでなく、模型やCGパースなどで説明します。

「この建物の基本コンセプトは〜で、

リビングはここで、寝室・子ども部屋はこちらです」

と説明し、

「リビングの雰囲気がとてもいいね!」

こんな感じで、建主とキャッチボールをしながら設計案が固まってゆきます。

YDS

大きな金額・費用がかかる住宅建築は、建主にとっては「夢の家」です。

そこで、楽しく前向きな気持ちになれるような内容にしたいな、とも思っています。

図面の説明や模型やCGをお見せしたり、建主のご意見を伺いながら、

「子ども部屋を重視していらっしゃるので、
部屋への動線も大事にしました。

お子様たちは、リビングから階段を
上がって、テラスを見ながら子ども部屋に至ります。」

と説明し、建主からは

「明るい感じが
とてもいいですね。」

とポジティブな反応を頂きました。

YDS

そして、色々な説明や建主の意見・反応をもとに、デザインを進化させてゆきます。

打ち合わせを重ねて設計内容が決まりましたら、着工へ向けて進めます。

「設計の打ち合わせ」は一般の方にはイメージしにくい面があるかも知れません。

具体的には、このようなプロセスで、少しイメージが湧いたでしょうか。

打ち合わせのプロセスのイメージをお分かり頂いたら、嬉しいです。

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株式会社YDS建築研究所

東京都千代田区神田三崎町2-20-7 水道橋西口会館6F

TEL:03-6272-5572


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