子どもの感性育む住まい①〜自然の光が感じられる「のびのびした」空間〜|教育と空間と日々のくらし
こんにちは。
私たちは設計をする時に、外部から室内への光の入り方を、よく考えて設計しています。
空間の窓の大きさや向きによって、自然の光の入り方が大きく変わります。
この「自然の光の様子」を模型やCGで検討したり、頭の中で光の様子をイメージします。
テラスからの光で、リビングや個室が明るくなります。
四季や時刻に伴った光の移ろいを、感じてほしい、と考えています。
そして、住まいで成長してゆく子どもたちの感性に響く空間を目指しています。
「明るい住まい」は、とても良いと思います。
ここで、私たちが目指しているのは「ただ明るい」のではなく「自然の光のうつろい」が感じられる住まいです。
豊島の家では、リビングの吹抜けに面して大きな窓があります。
日中は「ほわっとした柔らかい光」があふれて、優しい雰囲気に包まれた室内になります。
夏はより力強く、冬はより柔らかな光の変化が現れます。
見上げれば空も眺めることが出来て、青空や夕焼け、星空など様々な風景が楽しめます。
室内にいながら「外の様子を感じられる」リビングとなっています。
ここで過ごしながら、直感的な思いを、育てていく事も大切だと思います。
例えば、子どもたちはリビングから空を見て、
「今日は空が
きれいだね・・・」
とか
「今日は、
雨で少し暗いね・・・」
など感じるでしょう。
「なんで、夏はYDS
まぶしくて冬は違うんだろう・・・」
と感じるかもしれません。
こうして、自然から何かを感じる姿勢は、子どもの成長に大事だと思います。
子ども部屋は、2階のテラスに面する位置にあります。
「部屋から空が見えて
楽しい!」
「明るい部屋で読書
するのが好き!」
建主の子どもたちからは、とても好評いただいています。
子どもたちが、そういうの素直な感情を持つことは大事だと思います。
親が共有・共感することも、教育の一環になるのかなと考えます。
様々な空間から、空が望める住まいを目指しています。
そして、自然の光や風が内部空間を駆け巡るイメージで設計しています。
子どもたちがのびのび成長する空間づくりを心がけています。
外部サイト「新教育紀行」で、子ども達の教育に関する記事を書いているので、ぜひご覧ください。
株式会社YDS建築研究所
東京都千代田区神田三崎町2-20-7 水道橋西口会館6F
TEL:03-6272-5572
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