マンション・集合住宅の工事の流れ 8〜蚕糸の森アパートメント・生き物のような生命力を持つ鉄筋たち〜|東京の建築設計

query_builder 2024/01/16
マンション
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今回は、基礎梁の配筋工事です。

底盤をきちんと配筋したら、いよいよ基礎梁となる大梁を配筋します。

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建物の構造は全てが大事ですが、最も大事なのは基礎です。

文字通り「基礎」は「建物の基礎」であり、基礎工事は最も念入りに行われます。

大きな基礎梁と分厚い底盤によって、建物を支えます。

とても大きな梁で、この大きな基礎梁で建物全体を支えます。

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基礎梁が、上階の荷重(重量)を底盤に伝えます。

そして地面に設置している底盤が、建物全体を支えます。

基礎梁・底盤両方大事ですが、やはり大きな基礎梁をきっちり配筋することが重要です。

太い鉄筋が縦横無尽に配筋されています。 鉄筋の太さも色々ありますが、

「ここは
25mmの鉄筋だな・・・」

とか

「基礎梁
上部の鉄筋本数は6本だな・・・」

など、構造図面にある太さと位置をきちんと、正確に職人さん達が一本ずつ配筋してゆきます。

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間近でみると、太い鉄筋がガシッと組まれていて、かなりの迫力です。

ここではφ25mmの鉄筋が6本上下にあって、かなり頑丈です。

鉄筋も生き物のように見えてきます。

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土工事も関わる基礎工事は、大きな費用が掛かります。

基礎の深さを少し深くしただけでも、すぐに数百万円以上のコストがかかってしまうこともあります。

基礎梁は合理的にそして、頑丈に設計することが大事です。


基礎が頑丈な方が耐震性が向上しますが、コストも上がってしまうこともあります。

そのため、「高い合理性で、適切な基礎構造を作る」ことが大事です。

デザインやアイデアと共に、数学的・物理的合理性が高い建築を設計することを心がけています。

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株式会社YDS建築研究所

東京都千代田区神田三崎町2-20-7 水道橋西口会館6F

TEL:03-6272-5572


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