土間とSOHOのある住まい
鉄筋コンクリート造 4階建 |
大手不動産会社から依頼された、東京の中心部にある集合住宅のリノベーションです。 集合住宅をシェアハウジングとし、増加する訪日客の短期宿泊所にも対応できる空間が求められました。 プライベートスペースである個室と、パブリックスペースのリビングやキッチンなどの配置が課題でした。 拡張された土間の空間は各住戸の中間領域となります。 シャワーやランドリーは共用部に配置し、個室の空間を出来るだけシンプルにしました。 土間はSOHOとして活用でき、シェアハウスであるメリットを活かして、廊下から気軽に他の方が入れるように考えています。 この空間は日本人、海外の方いずれも含む住まい手や訪問者の関係に刺激を与え、東京における新たな職住のスタイルをつくるでしょう。 訪日客の要望を考え、パブリックスペースは畳で仕上げ、和の空間でくつろげるように考えました。 最上階のパブリックスペースには木製デッキを設置し、部屋の内外で入居者がくつろげるように考えました。 SOHOとシェアハウスの融合という、日本の文化を参照して新たなコンセプトによる空間の創造を考えました。 |
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